墓地代の正式名称は「永代使用料」。初回の費用を支払えば、どんな霊園でも永代にわたって使用できるのでは? と思われる方も多いと思います。しかし実際は、あくまでも「墓地の使用者(法律では「祖先の祭祀を主催すべき者」と表現されます)」が存在する限りにおいて使用できるというのが前提になっています。墓地の使用者が亡くなり、墓地の使用権を譲り受ける(承継)人もいない場合、墓地の使用権は取り消され、建立された墓石や納骨されているご遺骨も一定期間を過ぎると撤去されてしまうのが一般的です。
さて、「永代供養」という言葉の定義についてですが、これは霊園によってばらつきがあり、特に「永代管理」と混同されることが多いようです。
「永代管理」というのは何十年分、何百年分の管理料をまとめて支払えば、後の維持費がかからないというシステムです。必ずしも無縁になった墓石やご遺骨を供養してくれるとは限りません。
ここでは文字通り墓石やご遺骨を、永代にわたり「供養」してくれる霊園をご紹介します。
- 相続税がよくわかる! 「生前建墓と節税」のお話。
- お墓は相続税のかからない「祭祀財産」お墓には相続税がかからない、というのをご存知でしょうか?墓地や墓石は「祭祀財産」と呼ばれ、承継 ...続きを読む
- 誤解だらけの「永代供養」。
- 人気のキーワード「永代供養」ですが・・・お墓に関連するキーワードとして最近注目を集めているのが「永代供養」。読んで字の如く「永代」 ...続きを読む
- コラム一覧を見る >>